「自分史」を書いてみましょう!
市販のエンディングノートや、配布されているエンディングノートの中には、生年月日や戸籍の所在地といった基本情報だけでなく、自分がこれまでたどってきた人生を振り返るためのページが用意されているものが少なくありません。
いわゆる、「自分史」について記入するページです。
1つか2つくらいの項目が用意されているケースもありますし、1ページあるいは複数のページが自分史のために用意されているケースもあるでしょう。
自分について書くなんて気恥ずかしい。と思うかもしれませんが、一度書き始めれば自分史の面白さに気づくはずです。
「自分史」って何だろう?
自分史とは、自分自身についての記録です。
エンディングノートに記入する、自分に関する情報(基本情報)とは違います。
<エンディングノートに書く自分についての情報>
・フルネーム
・現住所
・戸籍の所在地
・家族構成
・生年月日
・血液型
・病歴 など
自分についての情報は、自分に万が一のことがあった際に、残された遺族や関係者に伝えるべき情報です。
一方、自分史には、自分の生い立ちや来歴といったものを書きます。
<自分史に書く自分についての情報>
・自分の生い立ち
・自分の経験
・自分の人生を振り返って書く
自分がどんなふうに生きてきて、どんな経験をしてきたかといったことを書いていきますが、誰かに読まれることを目的としているわけではありません。
自分史は、自分の人生を振り返り、自分のために書くものなのです。
自分史の書き方は自由でいい!人それぞれ!
自分史って、どうやって書くのでしょう?
具体的に、何を書けばよいのでしょうか?
自分史の書き方に決まりはありませんので、自分が書きたいことを、書きたい順番で自由に書いてOKです。
フォーマットのルールもありません。
長い人生の中からピックアップしたいエピソードは、人それぞれ違います。
・経験したこと
・関わった人
・趣味や特技
・好きだったこと
・想い出に残ること
さまざまな記録をたどって、自分が特に記録しておきたいと思うことを見つけ出し、自由に書いていきましょう。
自分の人生を時系列に並べながら、特に思い出に残るエピソードをピックアップしていく方法もおすすめです。
「自分史」専用のノートを用意しよう
では、自分史はどこに書けばよいのでしょうか?
市販のエンディングノートや、配布されているエンディングノートの中には、自分史を記入するページが用意されているものがたくさんあるので、自分史のページが入っているエンディングノートを選ぶと便利です。
自分史のページや項目がない場合は、余白や備考の欄に記入してもOKです。
また、自分でオリジナルのエンディングノートを作っている場合は、自分史のページを用意するか、自分史専用の別冊を作ってみるのもいいですね。
もし、本格的に自分史づくりにチャレンジしたいなら、自分史専用のノートを用意することから始めてみましょう!
迷ったら、市販の「自分史」ノートがおすすめ!
自分史を書きましょう!とはいっても、いざ書き始めると、何から始めればよいか迷ってしまいますよね。
そんなときは、自分史専用の市販のノートがおすすめです!
具体的な項目が用意されているので、スムーズに書き始めることができます。
書店や文房具店など、エンディングノートを販売している店舗で、さまざまな「自分史」専用のノートが販売されています。
ぜひ探してみてください。
ネットで購入することもできますが、ぜひ、書店で直接手に取って見てみることをおすすめします。
ノートのデザインや内容だけでなく、サイズ、厚さ、手ざわりなど、自分の好みに合うノートを見つけることができるので、より楽しく、自分史づくりに取り組むことができるはずです。
書店へ買いに行くことが難しい場合は、こちらをご覧ください。
ネットで買えるおすすめの自分史ノートをご紹介しています。
まとめ
エンディングノートを書いたら、次はぜひ「自分史」にチャレンジしてみましょう。
今まで積み重ねてきた長い人生を振り返ってみることで、思いがけない発見があるかもしれません。