一日一捨、一日五捨。生前整理の片付けが進まないときは小さい実績を重ねていこう

リビングルームの画像

生前整理では、家の中を片付ける目的は、老後も安心して暮らせる環境を作るためです。
また、家も自分自身も身軽にしておくことで、必要に応じてスムーズに移動できるようになりますし、万が一の際に遺族に大きな負担をかけずにすみます。

  • 老後も安心して暮らせる環境を作る
  • 身軽にしていつでも移動できるようにする
  • 遺族の負担を減らす

しかし、いざ片付けようと思っても、なかなかモノが減らない。減らすことができない。ということがよくあります。
どこから、どうやって片付ければいいかわからないということもあるでしょう。

片付けの第一歩は、家の中のモノを減らすことです。

今回は、モノを減らすためのおすすめのメソッド「一日一捨」をご紹介します!

目次

一日一捨(いちにちいっしゃ)とは?

部屋のイラスト

一日一捨は、いちにちいっしゃと読みます。
文字どおり「1日に1つ何かを捨てる」ことです。

このアイデアは、税理士の木村聡子(きむらあきらこ)氏が提唱するライフハックです。
1日に1つ、必ずひとつ何かモノを捨てる。というのは、当たり前のようで意外と思いつかないアイデアですよね。

古い洋服でも本でも、使いかけのモノでも。要らないモノをたった1つ見つけ出して捨てるだけ。
1つ捨てることを積み重ねていくことで、家の中が次第に片付いていきます。それと同時に、何が必要で何が必要でないかを見極めるスキルを養っていけるのだそうです。

片付けがどうしてもうまくいかないときは、ライフハック(仕事術・役立つ裏技)に頼ってみましょう!

生前整理に一日一捨がおすすめな理由

片付けのための役立つメソッドや、ライフハックは、一日一捨だけではありません。ほかにもいろいろな方法があります。

ネットで片付けの方法がたくさん紹介されていますし、もちろん、気に入ったやり方で片付けを進めていけばOKです。
しかし、人気の片付けメソッドを使っても、どうしても片づけがうまくいかないことがありますよね。

それは、片付けメソッドが悪いわけでも、取り入れ方間違っているわけでもありません。
ただ、今の自分のケースに片付けメソッドがマッチしていないだけなのです。

モノを減らすことが重要なポイントである生前整理の片付けには、1日に1つずつ、着実にモノを処分して減らしていく「一日一捨」メソッドがおすすめです。
特に、生前整理は急いで終わらせる必要がないので、気軽に取り組めて、少しずつモノを減らしていくメソッドが適しているのです。

一日一捨でコツコツモノを減らし、片付けの実績を重ねていきましょう!

一日に一個、捨てるモノは何でもOK!

靴下を捨てる画像

では、一日一捨では、どのようなモノを処分していけばよいのでしょうか?
ライフハックの提唱者である木村氏のサイトでは、次のように紹介されています。

本、服、小物、雑誌、使いかけの化粧品、あまり使わないアプリ… 何でもいいので、必ず1つ

そう、何でもいいのです!
どうしてもモノが見つからなかったら、スマホの中身を整理するというのも、とてもいい方法ですね。

とにかく毎日、家の中のどこかに空間が生まれます
そして、少しずつ空間を広げていくことで、家が片付いていくわけです。

さらに、木村氏のサイトにはこのように書かれています。

・ものを使い切った時も「1捨」にカウント
・儀式化していて意味が無い習慣を捨てた場合も「1捨」にカウント

これは、木村氏が付け加えたオリジナルルールです。

一日一捨を始めたら、あなたもぜひ、自分が取り組みやすいようにあなたのペースにあったルールを追加してみてください。
きっと、無理なく片付けを続けることができるでしょう。

早く片付けを終わらせたいなら、一日五捨

一日一捨は、確実にモノを減らしていけるライフハックです。
しかし、残念ながら、スピーディに片付けを進めることは、なかなか困難です。

そこで、より早く要らないモノを減らして片付けを早く進めるためには、「一日五捨」にチャレンジしてみましょう!

一日一捨と、基本的な進め方は同じです。
ただし、捨てるモノを5つ見つけなければならないので、結構ハードですよ。捨てるモノがなかなか見つからず、億劫になって辞めてしまう危険があるので、根気も必要です。

一日五捨に取り組むときは、「この日までに終わらせる!」という強い意志を持ってチャレンジしてみてください。

早く効果を実感したいなら、一ヶ所五捨

カトラリーの引き出しの画像

一日一捨をさらにステップアップした、「一ヶ所五捨」という方法もおすすめです。

こちらは、一ヶ所につきモノを5つ捨てるという、より高度なライフハックです。

一ヶ所の定義は、自己流の解釈でOK。
引き出し一つ、洗面所を一ヶ所ととらえるのも有り、洗面所の棚の中という区切りでもいいでしょう。とにかく、エリアを一ヶ所限定して、そこから要らないものを5つ見つけ出して捨てる方法です。
スマホに大量に保存してある写真を5枚、動画を5つ、使っていないアプリを5つ。というのでもいいですね。

一ヶ所五捨では、特定の場所がわかりやすく片付いていくので、片付けの効果を実感することができます。

まとめ

生前整理で家の片付けをする際に、不要なモノを処分して減らすためのライフハックを、ご紹介しました。

・一日一捨
・一日五捨
・一ヶ所五捨

なかなか進まない片付けは、役立つライフハックを利用することで、効果的に進めることができます。
ぜひ、お試しください!

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